早いもので退院しました。
先生…寂しいようと言いたくなるけど死ぬまで永遠に診察はつづくのです。またいつも通りお世話になります。
ずっと病名を伏せてきましたが、卵巣嚢腫(皮様嚢腫)という病です。
大学を卒業する前に分かった病気ですが、社会人スタートということもありどのタイミングで手術すべきかかなり悩んで渋っていました。
皮様嚢腫はなぜか卵子が勝手に細胞分裂を起こして爪や髪の毛、歯、など人間の身体の一部を作ってしまうことで大きくなっていきます。
私の腫瘍からは排水口かよってくらいのかなりの量の髪の毛と油が出てきました。歯が出てきたら欲しいって先生に言っといて!と母に伝えましたが残念ながら歯は出てこず…でもくれるつもりだったっぽい。
さらに予備軍である小さな膿腫が2つ、計3つの膿腫を取り除きました。
意外と子宮検診をしていない女性が多いですが、早期発見のために検診は受けた方がいいです。
内診は怖い、面倒くさい、そのちょっとした気持ち以上に、きっと手遅れになった時に失うものの方が大きいと思います。
「医学的に劣性な人間などいない」
何の気なしに見ていたテレビで聞いたコメントですが、いいこと言うなーと思って。どこかの大学教授だったか。