エルファニング。
ミステリアスかわゆい。
ネオンデーモンのエルとか美しすぎてため息が出てしまいます。お人形みたいっていうのはこのこと。
誕生日が同じなので勝手に親近感わかせてます。
彼女の出演作ではありませんが、「愛と青春の旅だち」見ました。
1982年の映画。
題名からして胡散臭すぎると思っていた気持ちが裏切られました。
恋愛ものでこんなにいい映画だと思ったのは初めてです。
理想の結婚を夢だと語る女、その女に本気で愛を感じた男。
愛も仲間もいらなかった男、その男を愛し続けた女。
自分に必要なものを見分け、手に入れる力は才能だと思います。
うっかり逃したことや手放したことに未来があったんじゃなかろうかと思うことって多い。
特に対人間だと、なおさら諦めることが多い。
主人公の親友は、夢も愛も失ったと錯覚して自殺してしまうけど、あのシーンが人ごとに思えません。あまりにも自然で、誰だって、何をきっかけにいつ自殺するかなんてわからない。
でも、これは!と思ったら勇気を出して決めなくちゃいけない。どんな結果になってもその真実や裏側をこの目で確かめるまでは死ねない。
この作品に感動したのは、厳しい育成訓練や、仲間との助け合い、異性関係、いろんな要素がある中で、すべてを通して命を感じるものだったからなのではないかと感じます。
って言うと一気に作品が安っぽくなりそうなのでとにかく一度見てもらいたい。
こういう映画は金曜ロードショーとかでもっと放送した方がいいと思うのに、もったいない。きっと、女のひとのハダカとか、不適切な表現とか言われてダメなんでしょな。
不適切ってなに??別にね、下品な遊びじゃないですからね、その倫理観こそが下品だわ。
まあお茶の間で家族が凍りついたらご飯冷めちゃうからだめかー。