昨日は父と姉と食事に。
東京駅のよく見える和食屋を予約した。
都内に務めるようになって私はすっかり東京慣れしたつもりでいます。人に合わせた店選びもまあまあできる気でいる。
今日は16時にお風呂に入って、洋裁店へ。
「私のこと覚えてないと思いますけどお元気でしたか?」と聞いたら「覚えてないわよ、お客さんはたくさんいるのよ」と言われました。笑
職人のカタブツといった感じで、店に入るといつでも睨まれるけど、それが面白いので、いかにこのおばあちゃん店主のふところに入り込めるかワクワクしながら話しかけます。
なんやかんや途中は思い出したようで話の繋がるところもありました。
・私は十分生きたから感染で死んでもいい
・親に迷惑かけない子供なんていない
・いなくなるから後悔するのよ
・兄弟がいなくなるのは親がいなくなるより辛い
・人は生活のリズムが崩れるとダメなの。だから楽をしろって言われても働くの
店主との話は自分の親とでも挙がらないような話題で楽しい。気の遠くなるような時間を生きている生身の人間の重厚さがあります。
コロナなんかで死んで欲しくないよ。
店はどこもガラガラなのでいつも行かない店で外食。
桜のお蕎麦をいただきました。
麺汁で食べるのがもったいないくらい香りがよく、品のあるお蕎麦でした。お塩で食べたいのですがと昆布塩をもらったけど、それでも何か違って、最終的に御膳にのってたお吸い物につけて食べる。
ペペロンチーノ風おからも天才的な発想で美味しかったです。
雨に打たれながら歩いて帰宅〜。
実に静か。