oyasumi

誰も知らないところ。パニック障害と付き合いながらちょうどいい生活を送りたい。

術後2日目

3日で動き回りました!みたいな体験ブログを見てたので、なんだそんなもんか、実際そんな切らないしなとか軽く見ていたのだけど、全然動けません。

本来腫瘍一つだけ切除する予定だったのが、中を開いたら予備軍もいて3つも取り除いているのでそれでなのだろうか。

 

食事とトイレくらいしかすることないのに、たったそれだけがビッグイベントすぎて、いちいち息を切らし休憩のために寝て体力回復する。これだけで一日が過ぎて、意外と全然暇じゃないです。

 

まずパンツが傷口を締め付けるわけです。もうパンツかダメって時点でそれ以上の希望なんて何もないです。でも尿道カテーテルに比べたら1億万倍マシなので平気です。

手術の記録

なんとか終わりましたので記録。

 

◎手術日

午前中の点滴から失神。
血管迷走神経反射性失神、らしい。私はとにかく神経系が弱い。
でも1回目の点滴で湧き水のように血が溢れ出ていたのはショックが大きかったです。

 

15時過ぎに手術が始まって無事終わりました。

かなり意識朦朧としてたけど、目が覚めたらお腹痛すぎて呼吸が…。

痛み止め使っても痛いことに変わりはない、というかこれは空腹の痛みなのか。

真っ先に松屋の牛丼を思い浮かべた。

 

術後、傷の痛みと尿道カテーテルとの戦い。

カテーテル入れてると尿意は感じないらしいのですがまるでダメで、看護師さん呼ぶと、「そういうものですし、漏れることはないので」と。

こんなおトイレマックス状態で寝ろと??

 

異常に長い夜でした。

やっぱりカテーテルが気になるのでナースコール。自動的に尿が抜けるらしいですが、看護師さんに抜いてもらわないと尿意がおさまらないことが分かって、定期的に抜いてもらう。しかし冷たい看護師さんに当たると、「カテーテルは抜けないので」と。違う、カテーテルじゃなくて尿を抜いて欲しいの…!!

泣きそうになるも図太いのでもう一回ナースコール。別の看護師さんにあたってひと安心。

 

◎術後1日目

死闘の末の朝、トイレまで歩けたらカテーテル抜きますってことで、ゾンビのように歩き、カテーテルは無事抜かれました。

 

歩いた後はお腹の激痛との戦い。ここで一気に体温が上がって37.6℃。もう何がなにやら分からない。

看護師さんのはからいで氷枕持ってきてもらうなど。

 

関ジャニクロニクル絶対見るぞ!と意気込んでいたことも痛みに悶絶しているうちにすっかり忘れました。残念。

明日から休職

仕事終わりました。
昼で帰宅。帰り道の空がきれいでした。
社長をはじめ、みんな、たくさん遊んでこいと。嬉しいけど、今は会社の人を好きになれません。

 

私はバカだから逃げる選択肢がいつもないけど今回ばかりは堂々と逃げます。仕事からも、世間体からもさようなら。

でも自分を変えたいです。なんでもいいから、なにかしなくちゃいけません。
ヒントはそのうち見つかると思いながらもう1年も過ぎてしまったのにたった1ヶ月で何が変わるって言うんだ…!えーん。

 


・婦人科系の病気なので女でも男でもない個としての私と、女の私との葛藤がエンドレスリピート。

 

・ミュージカル「キャッツ」のメモリーを聴く。

「わかるわ 幸せの姿が
ほら見て 明日が」

ベタだけど、、優しくて強くてなんていい曲。

 

・ひとりですべきこと候補たち

ディズニー

鎌倉

資格

古着巡り

水族館

明日で最後

意外といつも通りの気持ちで過ごしています。

 

後輩たちとおしゃべりするのもいつも通り。

私がおしゃれして出社する度みんなが合コンって騒ぐから、合コンってどんな感じですか?と18歳に聞かれました。残念ながら私も知りません。

 

 

終業後即会社を出て友人らとご飯。

 

最初は仕事の話をしていたのに、途中からでれーんとなる末っ子3人組。 

つくづく大学は行ってよかったと思います。各々の道を進む中で出会ったのにまたさよならするのはちょっとさびしいですが、きっとまたその道が交差する時までちゃんと歩いていたいです。

早く東京に戻ってきてね。

 

予期せぬ1日

ミュージカル見てきました。

仕事柄人と関わるよりモノを作ることの方が多いけれど本当の感動はやっぱり人間なんだよなあーーー。

拍手なんかじゃ全然足りません。例え血が出るくらい拍手を送っても、それでも足りないもどかしさ。

 

そのあと友人から彼氏ができたと報告を受け、詳細を聞き、カフェでながーく喋って、会計をしたまさにその時に彼氏さんから連絡がきて、今から飲みに来ないー?ということで、行ったのです。

 

彼氏さんのご友人と4人で、私は最近人の運が非常に悪かったりしたこともあって外と遮断する毎日を送っていましたが、まともに会話のできるまともな人が3人もいることが嬉しかったです。

 

自分の結婚したい年齢から逆算して付き合うことについて考えたとき、もうそろそろ付き合える人数も限られているわけで、30歳女性で未婚というと人間的に欠陥があるのではと思われて余計に付き合うことが困難になる、というなんとも真っ当な意見をもらいました。

どうしてそんな話を初対面の私にわざわざしてくれたのか気付いて、頭いい人だなあと後でしみじみ思いました。

 

 とにかく友人カップルが幸せそうで初々しかったので私は満足でございます。

てんこ盛りな1日。

零式

f:id:shulo161:20170402191559j:image

 

 

最近知った坂本弘道というチェロ奏者。

 

moonという昔のゲームの曲に少しだけ使われていて、音楽ニワカ的にはチェロと言うとすぐにシシリエンヌとか白い曲のイメージをするのですが、坂本氏の曲はもっと暗くてクセになる感じが良い。

 

動画で数曲聴いただけだけど「零式」というアルバムが素晴らしい。

原幸子の詩集「幼年連祷」並みのノスタルジーであります。そして時に狂気的であり、まだ坂本弘道を知る前の高校時から、この作曲者は大丈夫なのかと思ったほど。

 

坂本氏の関連記事を読むと、「チェロを壊す」「グラインダーをあてて火花を散らす」などその奇人っぷりがうかがい知れて、なるほどだからああいう曲が生まれるのかと納得。

 

あと、葉加瀬太郎に似てた。髪型だけ…。

長い長い旅の途中

25歳になりました。

でも見た目はちょっと若めだからいいんです。童顔も年老いてくると武器になるもんだ。


24歳は、若さゆえの苦しみみたいなことで悩まされ、25歳もどうなることやら、です。

 

ちょうど去年の今頃友人から、見聞を広めよというアドバイスをもらい、その通りにしてきた1年でした。

それまで遊んだりふざけた姿ばかり見ていた友人たちが一気に大人に見えてかっこよかったのと、みんな意外と(ごめんね)優しかった。

 

私が私であることは、どこへも逃げられない恐怖でもあり、しかし何があっても私が私であることは強さでもあります。

結局あれこれ悩んだ割に、そんなに自分を180度捻じ曲げてまで違う人間になろうとする必要はないと思いました。

変わらずに変わる、それでいいと思う。

 

ので、