転職して新しい会社に関わると同時に、その土地にも深く関わるようになりました。
今日はお祭に会社行事として参加。
神様を神輿に移して法被姿の男女が街を練り歩きます。こんなちゃんとした祭はじめて見ました。
仲良しの歳下女の子と怪奇な行動を取っていたところ、「2人とも酔ってる?」と他の女性社員にたずねられ、「テンション上げないとやってられないすわ」と答えると、それを聞いていた他部署上司が「そりゃそうだよね…」と。
女性はみんな嫌々参加してるので早々に帰ってしまい、3人だけが残りました。
是非女性に振舞いをしてもらいたいと思っている上司を置き去りに出来ず、私も残ります。
仕事上カメラ係なので、神輿を追いかけて写真を撮っていたら途中の休憩所で私に気付いた上司、俺かっこいいー?を連発。神輿が撮りたいのに異常にフレームインしてくる。
邪魔だよ!!と怒鳴る。
その後電車に乗って私用を済ませ、また祭に戻りました。
晴れの日に祭が開催できること自体珍しいそうで、次に開催される2年後まで会社にいるかもわからないし、せっかくなので。
この夜のタイミングが一番盛り上がると聞いていましたが、その通りで、涼しい街と一変、神社に入ると熱気と人ですごいことに。
運良く自分たちの町会の神輿にも間に合い、通行止めのポールを乗り越えて追いかけると、汗だくの社員たちを発見。
担ぎたがり屋の心理を不思議に思っていた私ですが、もう応援せずにはいられなくて、スポーツ観戦みたいな、誰だか知らないけどみんな同じものを共有してる熱気がすごかったです。
みんなお疲れ様でした。
振舞いとかやだなーと思っていたけど結果的に残る方を選んで良かったと思います。古くさいとかじゃなくて、もてなしの心ですね。
祭りがなくなったら寂しいし、メインの神輿担ぎはほぼ男性で成り立っているわけだし、と考えると自分の役割は食べ物はお酒を振舞うことかなと思います。
女、男ってそういう時代じゃなくなってるから、シビアな問題ですけど。
でも自分らしくない自分を演じていく楽しさってあると思います。