oyasumi

誰も知らないところ。パニック障害と付き合いながらちょうどいい生活を送りたい。

パニック障害、ディズニーへ行く

3年振り?くらいにディズニーに挑戦してみました。

まず舞浜まで電車に乗れるか分からないし、アトラクションの列に並ぶのは無理そうだし、人はたくさんいるし、色んな拘束状態があって数年諦めていましたが、乗らなくてもいいからまず行ってみないか?という姉の提案に勇気を出して行ってみました。

 

結果、70分くらいならなんとか並べて、1日楽しめました…!!!泣

予期不安で前日からずっと体調悪かったけど舞浜に着いたらスッと抜けた。10時集合にしてもらって電車の混雑ピークも避けられました。

 

アトラクションの列が一番怖かったです。特にキューラインが屋内で入り組んでるところ。

お試しでロジャーラビットの30分待ちから始めました。ここは狭いし暗いし、30分がやっとって感じ。アトラクションそのものも騒がしいし、揺れるし、光の演出も一部強いところがあってクラクラしました。

 

2つ目はビッグサンダー、75分待ち。

これはほとんど屋外+半屋外なので、ロジャーラビットよりも全然マシでした。外が見えるといつでも出られる安心感で並べちゃいます。ただ時間的な不安感はあって小屋に入るまではドキドキしてた。

 

3つ目、カリブの海賊20分待ち。

ここまで来ると余裕!

 

4つ目、スプラッシュマウンテン65分待ち。

アトラクションそのものも苦手だし、キューラインが洞窟なので乗りたくないと思っていましたが、ダメなら戻ろうという姉の助言でトライ。

並び初めは予期不安からくる動悸、頭痛、めまいで倒れるかも〜と思っていましたが、症状的には電車に乗っている時と同じなので、焦らずにやり過ごして平静を取り戻しました。

やっと乗れる!というところで、花火による搭乗ストップというアクシデントが。風向きで火の粉が飛んでくる可能性があるので20分間待機してもらうとのこと。パニ障にとって、電車の緊急停止だとか遅延だとか、先の読めないことや予期せぬ展開はとても怖いです。

焦っていたのは姉で、乗り場にはたくさんのキャストがいるし今から退場する?と声を掛けてくれましたが、スプラッシュの乗り場は外が近くて風があったので、閉塞感はなくてそこもうまく乗り切れました。

 

予期不安で吐き気があるのが常ですが、クリスマスメニューもたくさん楽しめました!食べ物美味しいって最高ですわ。

 

楽しむポイント

・体温管理をする!!

暖かいより寒いくらいの方が頭がシャキッとするので、着込まないこと。冬のディズニー屋内は暑いところもある。ちょっと薄着でもいいくらいが◎

・水を切らさない!!

不安で身体がこわばってきたら水でリセット。ミンティアや飴もいい

・薬を準備

頭痛薬、整腸剤、血圧の薬…などなどあらゆる不調に対応できる薬を持つ。

私は24時間検査のおかげで何時に身体の不調が起きるかの予測がだいたいついているので、ミドドリン(血圧の薬)にはめちゃくちゃ助けられました。血圧を上げれば大体の不調はなくなる。

・キャストさんを信じよう

何かあったら助けを求める!大人の行動。

 

色々書いたけど一番は11月頭からジムに通って体力を多少にでもつけたことが大きいかなと思います。

予期不安は別にしても、そもそも1日遊べる体力が無かったので。

 

ここ数年でやりたいけどできないことがたくさん増えました。

でも今日、やりたいことをやるって人間らしいなっていうか、みんなこういうことを当たり前にやって生きてるんだな〜って。

カウンセリングを受けるのは人間やり直してるのと同じだと思うんですけど、それは人格形成の部分で、今日みたいなお出かけや娯楽は人間としての行動の部分。

初めて見た海の美しさなんて覚えてないけど、それに匹敵するくらいの新鮮さとか、色んな感情をキャッチしましたね。

 

人生2回目、初めてディズニーランドへ行った記念になりました。