oyasumi

誰も知らないところ。パニック障害と付き合いながらちょうどいい生活を送りたい。

初めての大腸検査

10:00

下剤2リットル戦スタート。

とてもまずいです。ポカリの薄い版なんてもんじゃないよ。食塩水にポカリ大さじ2くらいだよ。

 

11:00

半分まで飲む。まずすぎる。段々気分が悪くなってくる。

 

12:00

この時点で飲み切らないといけないのですが、半量で止まったまま。吐き気が出てきたと看護師さんに伝えると「3時間かけても大丈夫なので飲んでください」とのこと。

 

13:00

プラス2杯がんばりました。トイレに行く理由、お通じに追加で"吐きそうだから"。

 

14:00

検査開始。

麻酔は限界そうだったら打ちますということで最初は鎮静剤から。眠るすんでの感じ。ボーッとします。腸の水分がギュイーン!と吸い取られます。痛くはないけど気持ち悪い感覚。

そして、

「カメラ入りまーす」

?!!?!く、苦しい。

「曲がり角入りますよー」

いたいぃいいいぃ…!!!

寝てるだけで終わるとか言ってた全アドバイスをベッドで呪う。結構痛いじゃないですか!生理痛のゲキイタレベルくらいは痛かった。

でも思ってた痛みとは違うものでした。お腹にメス入れられるのに比べたらどうということはない。

あとはぼんやり、うとうと、で後半のことはあまり記憶にありません。

 

15:00前

鎮静剤でうまく動けないので車椅子で休憩室へ。ベッドではなく、寝椅子です。背もたれは90度。休むにはなかなかツラい姿勢。

水分の点滴と一緒に鎮静剤から覚める薬を入れてもらう。最低40分の休憩で帰る患者がいる中、私、あまりにぼんやりしているので点滴追加で様子見。頭痛と吐き気を看護師さんに訴えると、顔色を見るなり血圧を測られ「85ですね。ちょっとこの姿勢じゃツラいか」と、リクライニングを倒してもらってベッドのようにしてもらいました。

そのまま1時間横になって、一度立ってみましょうと。まだぼんやりしながらひとまず着替え。

 

17:00

心配だからまだ帰らないでということでさらに休憩。けれどそもそも今週をハードに過ごしてしまった疲労もあるので、意を決して帰宅です。親切な看護師さん、本当にいつもありがたい。気付けば18時近く。

 

18:00

どんなに疲れてても画材チェックだけはする。(はよ帰れ)

 

19:00

道中下剤の味を唐突に思い出して吐き気を催し、途中下車を繰り返しながらようやく帰宅しました。鎮静剤で味の記憶も消して欲しかった。

 

 

検査はもう慣れっこなので何をされるか分からない恐怖と戦うのもそこまで苦じゃない、と思ってましたが、今回一番反省したのは、それでも健康体で行くべきだということです。

不調は他人から見えないので、こんな時くらい自分優先でいてもよかったのにな。