oyasumi

誰も知らないところ。パニック障害と付き合いながらちょうどいい生活を送りたい。

ちょっとずつ前進

薬をもらいに病院へ。

本当は循環器内科が担当だけど、好きな先生が脳神経内科なのでそちらで診てもらっています。

 

薬の効果を伝えたら、「効いた?!よかったよ〜」と大喜び。生活の制限がなくなるのがゴールと思って本気で診察してくれています。フルタイムで働ける体調に持っていく、これが私たちの目指すところ。

今まで病院って、淡々と薬を処方するだけって認識だったから、ここまで患者に寄り添ってくれる病院はレアなんじゃないかな。

 

「今までその血圧でよく生きてたと思うよ。ハードすぎるよ」

自分の身体しか知らないからそんな実感はありません。けれど、今よりももっと快適に生活できる状態があるならそうなりたい。元気な人を見ると同じ人間なのかと思う。

 

先生からはミドドリンの常用を勧められた。

人間の身体は実はシンプルで、血圧が低いまま20年以上も生きているとそれに合わせてホルモンや自律神経も調整されるそうです。つまり私は今、省エネでいい身体になっている。馬力がないのでみんなと同じように活動するのが難しい。

そこでミドドリンを毎日服用することで身体に血圧が高い状態を記憶させれば、疲れにくい身体にもなるし、そのうち薬いらずで正常な血圧に戻るだろうということです。

 

そんなことあるか?!って思ったけど、最近カウンセリングでも、病気でないなら失神も腸痛も自分が起こしている可能性があると言われたし、妙に納得してしまった。

学校に行きたくない子供が腹痛起こすのと同じ感じである。

 

まだ若いから体調で諦めたこともたくさんあると思うけど、これからいくらでも取り戻せると言われました。泣ける…。

 

 

そういえばいつも病院に貼ってある"お客様のご意見"ですが、じっくり読んでみたらクレームもまあまああった。その全てに病院からの回答があり、この病院の根本的な姿勢が詰まっていると思った。