oyasumi

誰も知らないところ。パニック障害と付き合いながらちょうどいい生活を送りたい。

基礎編終了

2022年1月、

ヤバいと言った回数200回、

ため息ついた回数1000回。

 

デザインは作品とストーリーを売らなければいけないという意味をぐるぐるぐるぐる考えた一か月。

 

先生は、僕が言いたいのはこういうことです!!と教科書的な教え方はしないので、自分で答えに辿り着くまでに時間もかかりました。

 

ちなみに時間配分で言うと、ロゴデザイン3の、ストーリー+プレゼンで7です。

こんなことになるなんて自分でも想像していなかった。ストーリーはおまけくらいに思ってた。

仮発表後から与えられた本番までの1週間は、脚本家のようにひたすらストーリー作り。この順番でいいのか?ここは蛇足じゃないか?こことここはまとめられそうだ…など。

同時に自分の本心と熱意を探ることもしていたように思います。仮発表では、制作者の思いが伝わってこなかったということも指摘されたので。

あとあまり深く考えていなかったことのもうひとつが、プレゼンは資料と喋りの2つで構成されてるってこと。視覚的な情報が多すぎないかとか、話のリズム、ほんとに考えることがたくさんあった。しかしこうした作業も、伝える=デザインってことなのです。デザイナーってやること多いんだな…。

 

とりあえず形になればという気持ちで最初の発表には挑んだのですが、元々のスキルはどうであれやり込んだかそうでないかは発表を見れば一目瞭然。

そこまでやらなくてもっていう甘さは客観的に見るとものすごくダサかった。

 

これって大学の時と同じ気持ちだなーと。このくらいやり切ったら気持ちいいだろうなって。なんだか知らないけど作品作りには弱気になります。自分にとって大切だから強気になれないっていう、、のもあるかもしれない。

 

ここでようやく私の中の修造が、もっと本気出せよ!!と覚醒します。

そこからが本番。もう課題以外何も手に付かない。仕事も何もかもうわの空。

こんなに本気になれることってなかなかないと思って人生初、仕事もズル休みしました。

 

そう、なんだか課題以外のこともたくさん感じた。あーめちゃくちゃ青春!

King GnuのTeenager Foreverたくさん聴きました。MV井口さんの全力疾走、あれは自分だと錯覚するくらいに。笑

 

こうして仕事用のパソコンはストーリーの書き換えメモまみれになった。

なぜだか、死ぬ気でやる姿というのがあまりお好きではない人が一定数いるようで、仕事のお昼時間に作業してるとそこまでやんなくてもいいじゃん!と引かれるので人前で勉強するのはそれからやめた。結果隠れてコソコソ作業。

 

大学時代はそんなやつばっかだったしそれをみて引いてる人もいなかったけど、え?シンプルに、なんでですか?

ティーンエイジャーしてないね、君たち!

まあ人によって大切なものが違うからしょうがないけど。

 

そして本発表。

先生は私の作品に対して良いことも悪いことも特に言わなかった。微妙だったかなー…と思っていたら、よかった3作品のひとつに選ばれ、唖然。

 

先生は生徒の元々の能力と発揮力を見抜いて相対的に評価していると思う。

よかった作品に選んでも特にアドバイスがなかったのは、そういうことだと思う。もっとやり込んできたら本当のアドバイスができるのにな〜っていう残念と期待のメッセージ。

そりゃそうだよね、足りない部分を伸ばすのが先生の役割なのに、分かってることを教えたって意味ないもんね。そのためにはこちらもやり込んでこなきゃ、自分の問題点にすら気づけません。

 

正直先生のスパルタ授業よりも、全部見えててその上で言葉を選んでいる先生自身がいっちばん怖い。。。人によってかなり詳細に言葉を選んでいる。

唯一してくれたアドバイスは、「第三者のアドバイスに振り回されるな。必要のないアドバイスだと思ったら聞かなくていい」

まさに最近悩んでいたことで、、え?星ひとみの占い?ってなったとこです。

 

ずーっと緊張に晒されて限界だったので今日はゆっくり眠れそうです。またいいもの作りたいな。